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メキシコは、寂しさと無縁?!

今日は「LatiJapoオンラインおしゃべり」をちょっとご紹介します!


お付き合いくださったのは、はぎのみほさん(以降、みほさん)。北海道を出てメキシコへ。その後約30年間にわたりメキシコで活動をしている現代アーティストです。カナダやニューヨークで過ごした時期もあるそうですが、なんとなくピンとこなかったと言います。それが、メキシコは、たどり着いた瞬間「ここにいれば一人じゃない」と感じたといいます。


▲みほさんとメキシコの仲間で一緒に、新しく立ち上げたばかりのブランド「Xunca para Tecas」(シュンカ・パラ・テカス/フチタン女性のための小さな可愛い小物)を着て。

“メキシコに住んでいると、寂しいと感じることはない。いつも誰かがきにかけてくれる。プライベートが人生の優先事項だから、仕事で忙しいと断られることもほとんどない”


“お金がないということを理由に断るのはもってのほか。会いに行くことが一番大事で、お金は持っている人が払う”


“自分を優先順位の上位にすることが当たり前、他人は自分と違うという考えがスタンダードの社会は生きやすい”


(みほさんのSNSより引用)



オンラインでおしゃべりする前に覗いてみたみほさんのSNSにあった言葉は、そのすべてが、吸引力がものすごい。


そう、これだ、これなんだ!


実のところ、一度も行ったことがないのにキュンキュンとメキシコに惚れてしまう原動力が、みほさんを通じてちょっと垣間見えた気がします。

許可をいただいたので、みほさんの作品をご紹介します。




LatiJapoメンバーの実(みのる)さんも、取材していただいて出演している「A Land in Memories」。

なかなか知ることのできない「日系人」と呼ばれる人たちのリアルを数世代にわたり、つむぎ残している作品。



お母さんから教えられたのは、過ちをみとめること。

ここの人は謝らない。

「すみません」と言うようによく言われたな。



ひとりできたの。



祖父達から受け継いだのは、他人を知る力

他人をまず最初に考えてから、自分のことを考えること

他の人に気遣うこと、他の人に敬意をしめすこと。


▲グアナファト州、セルバンティノ国際芸術祭でのディエゴリベラ美術館での展覧会


アートを通じて、高齢者や、売春の強要や暴力を受けてきた

子どもたちなどが元気になれるようなプロジェクトを実施。

数年後には、それぞれの地区でプログラムが自走するように、

アイデアやハウツーを共有している。



みほさんが写真を撮り続けている、2017年の大地震でフチタンは8000件の家が崩壊するという大打撃を受けました。メキシコ南部オアハカ州イツモ地方、フチタンの先住民、サポテカ族の ”ムシェ”と呼ばれるトランスジェンダーの人たち。

意味のない暴力を受けることもあるというが、美しく着飾ることから、他人からのリスペクトを得ていこうというスタイルがとってもポジティブ。

みんな仲良くて明るいという。



▲フェリナ・サンティアゴ, ムシェのアクティビスト
性的マイノリティの権利向上のために活動している
2015年フチタンにてはぎのみほ撮影


▲ムシェのグループ Las Auténticas Intrépidas Buscadoras del Peligro
2017年フチタンにてはぎのみほ撮影


みほさんが震災後のフチタン復興の目的から始めた「Xunca para Tecas」(シュンカ・パラ・テカス)」ブランドについては、LatiJapoのYouTubeチャンネルにて紹介しているので、こちらもぜひご覧ください!





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