昨年末からメキシコシティで行うイベントとツアーの準備をずっとLatijapoメンバー、はぎのみほさん、旅行代理店PINKの萩原さんと重ねてきました。
ツアーは2月にリリースしたのですが、残念ながら人数が揃わずに催行出来ませんでした。
(6月に違う形でツアーをしたので、それはまた後ほどブログにて)
それなので、3月から山田うんさんのダンスパフォーマンス『EN』の準備に集中!
年末の舞台裏でのパファオーマンスと引き続き和紙は五十嵐製紙さん、マスクは牧かほりさん、南志保さんにヘアメイクは大原えみさんと今回の『EN』を創っていきました。
私は和紙の衣装&美術、着物のアレンジ、引き抜きなどの研究をしたりしていました。色々、手を動かしていくと、『四角い穴』をテーマにしたいと思いつきました。
うんさんに伝えると、『いいね』と仰ってくださり、そこからまた、うんさんのディレクション、動き、振る舞い、まきさんのペイントがはいり、新しいクリエイトがどんどん生まれていきました。
メキシコでのイベントをプロデュースしてくださったのは、アーティストのはぎのみほさん。彼女が私たちの年末の作品を観て、色々な方にパフォーマンスの趣旨が伝わるように説明してくださり、国際芸術センター、マルチメディアセンターで公演出来る事が決定しました!
左がはぎのみほさん。ご自分が手がけるブランド xuncaparatecasをお召しになってて
現代のフリーダ・カーロのように素敵です。右から国際芸術センターのSocorro LopezさんとマルチメディアセンターのディレクターのAdriana Casasさんと我らが山田うんさんです。
衣装とマスクをスーツケースに詰め込み、いざメキシコへ!初日にご挨拶と下見をして
メキシコを堪能しながら、着々と支度を進めていきました。
快適なエアビでみんなで食事を作りながらの生活はまるで合宿のようで楽しかったです。
(寝れない問題、蚊問題などはありましたが、、、)
そして、前日、会場の設営と段取り、リハーサルを行いに会場にはいりました。
スタッフの方々が、本当に何をするにも協力的でますます、メキシコの方々が
好きになりました。優しくて純粋な心をいつも感じます。
設営が一段落して、ちょっと休憩、、、え、、、うんさんお腹痛い?、、、、
コーラー飲む?なんて話しているうちに、どんどん具合が悪くなり、、、、、
え、え、大丈夫?、、、、と混乱しているうちに、車椅子に乗って、芸術センターに
在中しているドクターに診察していただく事に。なんと、胃腸炎で発熱も!
すぐに、エアビに帰って薬を飲んで安静に。あまりに苦しそうで涙
明日、キャンセルするシュミレーションと決行するシュミレーション(リハなしぶっつけ本番)をしながら、看病しながらの夜を過ごしました。
朝になると熱が下がって、腹痛も治り『EN』は決行する事になりました。
リハが出来ていない事が、良い感じの緊張感を醸し出していました。
私も黒子で登場、最後に引き抜きという絶対失敗出来ない任務が
あったので、自分は出来ると言い聞かせていました笑
本番。沢山の方がお越し下って(50名定員のところ60名)実くんが、挨拶と
作品の説明をしてスタートしました。うんさんの素晴らしい渾身のパフォーマンス涙
私もなんとか、着替え、引き抜きを成功させて、温かい拍手をいただきました涙
終演後もQ&Aで、色々な感想をいただき大成功だったのだと感じました。
まだまだ、書ききれないのですが、素敵な写真が届いたのでアップします。
続きはまたすぐに。
PHOTO by Bernardo Arcos、Difusión del CENART
PHOTO by Claudia Valerdi, Centro Multimedia del CENART
Claudia Valerdi, Centro Multimedia del CENART
PHOTO by LatiJapo
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